「netkeibaショップ」と「シルク・ホースクラブ」のコラボ企画で誕生した「
サリオスのボックスティッシュカバー」が、現在も好評発売中だ。
現役時代にその特徴的な体型がSNSで話題になるなど、競馬ファンの記録にも記憶にも残る名馬
サリオス。今回は、堀宣行厩舎で
サリオスを担当していた調教助手(当時)で、あの“バズ写真”(※詳細は下部参照)でも実際に馬を曳いていた森一誠調教師にボックスティッシュカバーをプレゼントし、出来栄えについて感想を伺った。
▼森一誠調教師インタビュー
──現役時代の
サリオスについて、Xで「えげつないボックスティッシュみたいな体型」と話題になっていましたが、ご存知でしたか?
森師 全然Xは見ていなくて、当時はまったく知りませんでした。でも、言われてみると確かにその通りですよね。胴が長くて脚は短く、育成時代には「牛みたいだ」と言われていました。
──ちなみにこのティッシュカバーは、勝利した朝日杯フューチュリティステークスの
サリオスをモデルに製作しました。出来栄えはいかがですか?
森師 朝日杯のゼッケン6番ですね。特徴をよく捉えていて、そっくりだと思います。あと、思ったより大きくてびっくりしました(笑)。
──温かいご評価ありがとうございます(笑)。
森師 顔はもう少しシュッとしているんですけどね。もっと
ハンサムですよ(笑)。
──現役時代の
サリオスは、どんな馬でしたか?
森師 人懐っこくて扱いやすく、乗りやすい馬でした。オンとオフの切り替えがしっかりしていて、追い切りやレースになるとギアが上がる、“走る馬”の特徴を持っていたと思います。ゲート試験を終えて、1本目の追い切りからすごい動きをしたので、「これは走るな」とすぐに感じました。
──
サリオスが「他の馬とは違う」と感じた特徴、クセなどはありますか?
森師 食べるのが大好きな馬で、カイバを与えると食べ終わるまで桶から離れません。バーッと食べるタイプでした。
──
サリオスとの思い出で、特に印象に残っていることはありますか?
森師 安田記念の日にデビュー戦を迎えて、1番人気は藤沢厩舎の
アブソルティスモに譲る形になりましたが、4コーナーから
サリオスが上がってくるときにすごい大歓声が上がって、勝ち方も強くて。「やっぱりこれはGIで勝ち負けする馬だ」と改めて感じたことが印象に残っています。
あとは、コ
ロナ禍の無観客開催での皐月賞、日本ダービーも思い出です。
コントレイルに敗れはしましたが静寂の中でのGIレースという特異な状況で、競馬はファンあってのものだなと改めて感じたレースでした。
──種牡馬となった
サリオス。初年度産駒は今年1歳になり、来年いよいよデビューします。ファンに向けてメッセージをお願いします。
森師 1歳馬を何頭も見ていますが、
サリオスに似た体型の馬も多く、胴がスラッと長くて、見た目は少し不恰好かなと思う子もいます。でも、そういう馬も走ってくるのだろうと楽しみにしています。
毎年100頭以上の種付け数で受胎率も高いですし、現時点では種付け料も手頃で、非常に人気のある種牡馬です。たくさんの産駒がデビューして、またファンの皆様に人気が出るような馬が出てくれたらと思っています。
【バズ写真】
現役時代の
サリオスは、その独特な体型をとらえた写真がSNSで話題となった。実際、X(旧Twitter)上では「えげつないボックスティッシュみたいな体型」とコメントが飛び交い、多くのファンの注目を集めた(参考投稿:https:/x.com/s_hi_gi_/status/1581243161581494272)。
「
サリオスのボックスティッシュカバー」は順次発送準備中!
背中からティッシュが取り出せるユニークなデザインで、SNS映えも抜群。お部屋に置くだけで“推し馬”気分が楽しめる限定グッズです。
※本グッズの企画・デザイン・製作・販売はすべてnetkeibaショップにて行っております。
商品に関するご不明点やお問い合わせにつきましては、恐れ入りますがnetkeibaショップまでご連絡いただきますようお願いいたします。