昨年、大井競馬場で行われた「相馬野馬追甲冑競馬」の様子(c)netkeiba
TCK特別区競馬組合は1日、大井競馬場で10月5日(日)に「相馬野馬追甲冑競馬」(そうまのまおいかっちゅうけいば)を実施すると発表した。
相馬野馬追は国の重要無形民俗文化財で、福島県相馬地方に古くから伝わる伝統行事。400騎を超える勇壮な騎馬武者が登場し、「世界一の馬の祭典」と評されている。なかでも、先祖伝来の旗差物をなびかせ疾走する「甲冑競馬」は、祭り最大の見どころとされる。
大井と野馬追の縁は深く、1977年8月28日に第1回が実施されて以来、今年で26度目。過去には当地と友好交流を結んでいるアメリカ・サンタ
アニタ競馬場で行われた「TOKYO CITY CUP」の当日、日本文化を紹介する
ジャパンファミリーデーの一環として披露したこともある。
10月5日(日)は13時30分ごろから甲冑競馬がスタートする。出走は
アンクラウデッド、
トーセンインパルス、
ガンダルフ、
グロリアスホープ、
フィージビリティー、
タマスカイブルーの6頭を予定。古代から歌い継がれてきた相馬民謡「相馬流れ山」を披露したあと、兜を脱ぎ、白鉢巻を締めた若武者達が本馬場を疾走する。また、開門から20時50分まで場内G-FRONT前にて、PRブースの設置や福島県特産品の販売も行われる。
【相馬野馬追甲冑競馬】
時間:13時30分頃〜13時50分頃
場所:大井競馬場 本馬場
内容:野馬追セレモニー(螺の吹奏や民謡「相馬流れ山」披露など)、騎馬武者による甲冑競馬
【PRブース・福島県特産品販売】
時間:開門〜20時50分
場所:G-FRONT前(正門側)
(TCK特別区競馬組合のリリースより)