3歳未勝利に出走予定のマザーズウィル(今年3月撮影、ユーザー提供:ひらまさん)
名牝
ホエールキャプチャの7番仔となる
マザーズウィル(牝3、美浦・国枝栄厩舎)が、土曜札幌4Rの3歳未勝利(芝2000m)で初勝利を狙う。
マザーズウィルは父
キズナ、母ホエールキャプチャ、母の父クロフネの血統。母は12年のヴィクトリアマイルなど重賞5勝、GIで2着3回の名牝。半弟の
サトノアイボリーは先週の中京で新馬勝ちを決めている。また、4代母の
タレンティドガールは87年のエリザベス女王杯の勝ち馬。その半兄のニッポーテイオーは87年の天皇賞(秋)とマイルCS、88年の安田記念を制している。
ここまで7戦0勝。前々走では自身初の2桁着順となる最下位14着に大敗したものの、ここで距離延長に舵を切ったことが正解だった。初の2000mとなった前走では10番人気の低評価ながら2着に健闘。3連単539万5300円の高配当を演出している。今回は連闘となる点がカギだが、舞台は同じく札幌芝2000m。立ち回り一つでチャンスはあるだろう。
ホエールキャプチャの仔が2週連続で勝利を挙げるか。その走りから目が離せない。