◆第39回
セントウルS・G2(9月7日、阪神競馬場・芝1200メートル)
昨年の中京から阪神芝1200メートルに戻って行われる今年の
セントウルS。20年以降の同コース騎手別成績を見てみると、勝利数では坂井と岩田望が9勝でトップタイとなっている。坂井は勝率23・1%で今回騎乗する騎手の中で1位。単勝回収率は323%と、人気薄も持ってくることができる、阪神短距離のスペシャリストと言っていい。
今回騎乗する
カルチャーデイは、21〜23年で3年連続勝利と近年の
セントウルSで活躍がめざましい4歳牝馬。23年の覇者
テイエムスパーダは14番人気での激走で、昨年も7番人気の
モズメイメイが3着と人気以上に走っている。また、坂井はJRA重賞22勝のうち15勝を4角4番手以内から挙げている先行が得意な騎手で、逃げてオープンを勝っている
カルチャーデイとは相性もいいだろう。
カルチャーデイの父
ファインニードルは18年に同レースを制覇。そのまま勢いに乗って続くスプリンターズSも連勝した。好走条件のそろった娘が偉大な父の後を追い23年ファンタジーS以来、2度目の重賞制覇を果たす。