今週の日曜日は、阪神競馬場でセントウルステークス(GII・芝1200m)が行われます。
セントウルSはサ
マースプリントシリーズが創設された06年からシリーズ最終戦に組み込まれていることもあり、
セントウルSは前走1200m組が強さを見せています。
11年以降の阪神芝1200mで開催された
セントウルS(計10レース)では前走で1200mに出走していた馬が8勝2着6回3着8回と圧倒。そして、多くの馬が前走でサ
マースプリントシリーズのいずれかのレースに出走していました。シリーズ制覇を見据えた馬が順調に使われている強みを生かして好走していると言えるかもしれません。
今年のサ
マースプリントシリーズはまだ優勝馬が決まっていません。
セントウルSに出走予定馬にも当然優勝するチャンスが残されています。例年通りにシリーズ参戦組が強さを見せるのか。それとも秋の大舞台を見据える実績馬が意地を見せるのか。非常に楽しみな一戦と言えそうです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の中京2歳Sでは【注目の穴馬】として取り上げた
キャンディードが6番人気で優勝。2着には【残った馬】の
スターアニスが入線。さらに新潟記念でも【注目の穴馬】の
ディープモンスターが7番人気で3着に入るなど結果を残しています!
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
6歳以上で前走1400m以上に出走
[0-0-0-14]複勝率0%
該当馬:
トウシンマカオ、
ママコチャ(過去の該当馬:15年
ストレイトガール3番人気4着)
※特に言及のない限り、データは11年以降の阪神芝1200mで開催された
セントウルS(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想される
トウシンマカオ、
ママコチャが該当しました。
データ対象の
セントウルSでは6歳以上の馬は62頭が出走し2着1回3着6回と苦戦しています。馬券に絡んだのは前走で1200m以下に出走していた馬のみであり、1200mよりも長い距離から参戦してきた馬には好走例はありません。
6歳以上の馬は年齢的にズブさを見せることがありますので、前走で1400m以上に使われていた馬は、1200mへの距離短縮でスタートからの
スピードの違いに戸惑って力を出し切れていない可能性があります。6歳以上の馬については前走で1200m以下の
スピード競馬を経験していることが好走条件のひとつと言えそうです。
該当馬に挙げたる
トウシンマカオ、
ママコチャはどちらも6歳馬で前走は2頭ともに芝1400mの京王杯SCに出走しています。
トウシンマカオ、
ママコチャともに前走は1200mからの距離延長で迎えた一戦で、テンからスムーズに追走できる臨戦過程だったと言えます。
しかし、今回は1400mから1200mへの短縮。そして開幕週で速い時計の出やすい馬場ということも考えると、テンから追走に苦労する可能性は否定できません。2頭ともにス
プリントGIで好走例のある馬ですが、目標は先に置いていてメイチの仕上げではない可能性もあるので凡走しても不思議はありません。
人気でも積極的に買うほどの強調点も少ないですし、それ以上にリスクが大きい印象。ハイリターンに期待できないこともあるため、ここは思い切って2頭ともに軽視することも視野に予想は組み立てたいところです。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。