坂路で調整したグランヴィノス(カメラ・高橋 由二)
◆第76回チャレンジC・G3(9月13日、阪神競馬場・芝2000メートル)=9月9日、栗東トレセン
シュヴァルグラン、
ヴィルシーナ、
ヴィブロスとG1馬3頭の弟になる
グランヴィノス(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎、父
キタサンブラック)は全休日明けの坂路をゆったりと駆け上がった。
前走は1年4か月ぶりの実戦ながら、スッと好位につけ、楽に抜け出す完勝。センスの高さを感じさせた。「(放牧から)帰った時から動きがよくて、期待はしていました。中間は在厩調整。血統的に、このあたりからよくなる年だと思うし、馬っぷりはきょうだいで一番いい」と友道調教師。大舞台を見据える来年へ、まずは初タイトルを狙う。