「ローズS・G2」(14日、阪神)
12番人気のNHKマイルCで後方から猛然と追い込み、勝った
パンジャタワーに僅差の3着と善戦した
チェルビアットが始動する。10日、栗東坂路での最終追い切りは4F56秒0。前半は行きたがる面を見せつつも我慢が利き、ラスト1Fは12秒3で力強く駆け上がった。
高野師は「馬は元気ですし、動きも良かったです」と好感触。「ただ、夏を越して少し気になるのは発汗。汗をかき切れていない感じがするので、それを踏まえ、乗る時間を短くして馬体冷却を狙う調整をしました」と慎重に言葉を選んだ。
14年秋華賞、15年
ジャパンC覇者
ショウナンパンドラを半姉に持つ良血。妹は早くから重賞戦線で好走し、期待大だ。「3歳春の
パンドラよりしっかりしています。成長曲線がついてくれれば」と師は願う。まずは秋初戦。「NHKマイルCはレベルの高い一戦。その内容を考えれば1800メートルもこなせるはず」と指揮官。まずは
トライアルで秋華賞の切符を狙う。