神戸新聞杯2025に出走予定のエリキング(今年6月撮影、ユーザー提供:岡部さん)
「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有する
エリキング(牡3、栗東・中内田充正厩舎)が、神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2400m)で重賞2勝目を狙う。
エリキングは父
キズナ、母ヤングスター、母の父High Chaparralの血統。母は18年に豪G1のクイーンズランドオークスを制している。馬名は藤田オーナーが社長を務めるサッカーチームであるJ1・FC町田ゼ
ルビアに所属していたFWエリキ選手に由来。23年のセレクトセール1歳では2億1000万円(税抜)の高値で取引された。
ここまで5戦3勝。昨夏のデビューから新馬、野路菊S、京都2歳Sと無傷の3連勝を果たし、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。ただ、その後に骨折が判明し、休み明けでの参戦となった皐月賞では11着に敗退。それでも日本ダービーでは0秒6差の5着に健闘し、世代
トップレベルの力を示している。
迎える秋は完全復活が期待され、今後三冠最終戦の菊花賞に向かうことが報じられている。ここである程度の結果を残し、有力馬の1頭として本番に向かってほしい。
※本文内に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。