中山11Rの第79回セントライト記念(3歳GII・芝2200m)は1番人気
ミュージアムマイル(戸崎圭太騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分10秒8(良)。3/4馬身差の2着に8番人気
ヤマニンブークリエ、さらにクビ差の3着に2番人気
レッドバンデが入った。
ミュージアムマイルは栗東・高柳大輔厩舎の3歳牡馬で、父
リオンディーズ、母ミュージアムヒル(母の父ハーツクライ)。通算成績は8戦4勝。
レース後のコメント
1着
ミュージアムマイル(戸崎圭太騎手)
「皐月賞馬ということで、責任は感じていましたし、馬も反応してくれて勝つことができて良かったと思います。ポジションは出てから考えようかなという感じでした。それほど出だしに気がある馬ではないので、後ろからになるかなと思いましたが、道中はいいリズムで行けたと思います。手応えもありましたし、ある程度外を回っても力で押し切れるのではと思って、思いきりギアを入れていきました。
(この馬の強さは)周りに影響されずに、どっしりしているなという面もありましたし、レースは凄く乗りやすい馬で、どんな展開になっても対応できる強さがあると思います。これから活躍して、盛り上げていってほしいなと思います」
2着
ヤマニンブークリエ(松永幹夫調教師)
「騎手が見事に乗ってくれました。内で脚を溜めて上手く乗ってくれました。休み明けの分少し力んでいたようですが、最後は間をこじ開けてきました。まだまだ成長途上でこれから良くなる馬です。次は様子を見ながら決めたいと思います」
3着
レッドバンデ(佐々木大輔騎手)
「レース内容は良かったです。隣の
ファイアンクランツがだいぶ中で入れ込んでしまったので、そこで一気に汗もかいてしまいましたし、我慢ギリギリのところでした。勝ち馬とは、決め手が違うのかなと思いました。ゲートは克服していると思います」
4着
ピックデムッシュ(C.ルメール騎手)
「重賞レベルは初めてでしたし、休み明けで少し
スピードが足りませんでした。よく頑張ってくれましたが、直線ではそこまで切れませんでした。良い競馬をしてくれました。もう少し長い距離が欲しいですね」
5着
サクラファレル(藤岡佑介騎手)
「控えても、折り合い自体は問題なかったです。3コーナーで外の馬が動いてきたときに、ペース的には、張りたかったのですが、あそこで動かすと左にモタれてしまいますので、一回我慢する形になりました。右回りだと、どうしても左に張って、少しコーナーで動きづらくなるところがあるので、そこくらいです。見た目よりは乗りやすかったですし、スムーズに走ってくれています。もう少しですね」
11着
ジーティーアダマン(岩田望来騎手)
「良いペースで行けました。思った通りの競馬は出来ましたが、直線では思ったよりも脚を使えなかったです」
12着
ファイアンクランツ(J.モレイラ騎手)
「レース前の
テンションがパドックから返し馬で高ぶり、ゲートの中で激しく頭をぶつけました。走りに大きく影響がありました」