「オールカマー・G2」(21日、中山)
1着馬に天皇賞・秋(11月2日・東京)への優先出走権が与えられる
ステップレース。秋の大舞台に向けての始動戦でもあり、春G1(※海外含む)からの臨戦馬が直近10年で6勝と好成績。今年もG1組には注目が必要だ。
逆襲の秋が始まる
レガレイラ。宝塚記念11着後は登録していた凱旋門賞を見送り、国内専念へ。ここを目標に調整されてきた。1週前追い切りは、美浦Wの3頭併せで長めから追われ、順調に調整が進んでいる。中山では
ホープフルS、有馬記念とG1で2勝。メンバー唯一のG1ホースとして、負けられない。
ヨーホーレイクは宝塚記念17着から仕切り直しの一戦。屈腱炎を克服し、7歳となった今季も京都記念V、大阪杯で3着。その実力は誰もが認めるところだ。始動戦で
グランプリホースを撃破し、再びG1獲りへと駒を進める。
昨年のアルゼンチン共和国杯2着後に靱帯の炎症で休養に入っていた
クロミナンスが復帰する。追うごとに良化を見せており、鉄砲実績もある。休み明けは走るタイプだ。
エプソムCから七夕賞で連続2着の
ドゥラドーレス。6歳馬だが、休養期間が長かったため、今回がキャリア12戦目と消耗は少ない。くしくも
レガレイラとの兄妹対決となったが、兄の威厳を示せるか。目黒記念は惜しくも2着に敗れた
ホーエリート。首差競り負けたが、相手が菊花賞3着馬だったことを考慮すれば負けて強しだ。