海外初挑戦で重賞Vを決めたクロワデュノール(撮影・平松さとし)
「
プランスドランジュ賞・G3」(14日、仏パリロンシャン)
ダービー馬
クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇)が前哨戦を制した。14日に仏パリロンシャン競馬場で行われた
プランスドランジュ賞・G3で競り勝ち、凱旋門賞・G1(10月5日・仏パリロンシャン)への弾みをつけた。このまま
シャンティイの小林智厩舎に残り、大一番に向けて仕上げていく。
重馬場で行われた一戦では4番手(7頭立て)を進み、直線で先頭に立つと、ダリズに迫られたが、何とかしのいで先頭でゴールに飛び込んだ。斉藤崇師は「調教の動きもまだ本物ではない状態のなか、勝つことができてまずはホッとしています。凱旋門賞ではさらに一段も二段もいい状態にして挑みたい」と語った。
なお、北村友はムチの乱用(4回が限度のところを6回使用)により、開催2日間の騎乗停止処分となった。現地で消化されるため、日本の騎乗には影響しない。