3歳上1勝クラスに出走予定のサトノリアン(24年6月撮影、ユーザー提供:ショコラ?さん)
名牝
ホエールキャプチャの6番仔となる
サトノリアン(牡4、美浦・萩原清厩舎)が、土曜中山6Rの3歳上1勝クラス(ダ2400m)で約半年ぶりの実戦を迎える。
サトノリアンは父
キズナ、母ホエールキャプチャ、母の父クロフネの血統。母は12年のヴィクトリアマイルなど重賞5勝を挙げた名牝。10年の阪神JF、11年の桜花賞、13年のヴィクトリアマイルと、GIの2着は3回あった。そして曾祖母の
タレンティドガールは87年のエリザベス女王杯の覇者。GIを3勝したニッポーテイオーは近親となる。21年のセレクトセール当歳で6000万円(税抜)で取引された。
24年5月に美浦・国枝栄厩舎からデビューしたが、2戦連続で2桁着順に大敗。その後、地方・笠松に移籍して6戦2勝の成績を残し、萩原清厩舎に転厩してきた。再転入後も15着、5着、8着なので、中央ではやや力不足のイメージだが、半年の休養で成長がないか。何とか血統の良さを発揮してほしい一戦となる。