阪神11Rの第73回神戸新聞杯(3歳GII・芝2400m)は2番人気
エリキング(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分26秒4(良)。クビ差の2着に1番人気
ショウヘイ、さらに1馬身3/4差の3着に3番人気
ジョバンニが入った。
エリキングは栗東・中内田充正厩舎の3歳牡馬で、父
キズナ、母ヤングスター(母の父High Chaparral)。通算成績は6戦4勝。
レース後のコメント
1着
エリキング(川田将雅騎手)
「菊花賞のための準備をしました。春よりもひとつ体が成長して、進みは出てきましたが、菊花賞のために、あえてゆっくりと、この馬のリズムを大事に、道中は組み立てました。
現状の作りでこれほど動けるのかと思うぐらい動いてくれたので、本当に無事に、次に向かってくれればというところです。それ(3000mの菊花賞)に対応できるようにと、こうやってゆっくり競馬もしてきましたし、体自体も無理せず今日も作ってきていますので、これを使って良くなるようにというところでの今日で、これだけの走りが出来たというのは凄くありがたい収穫です。
無事に秋初戦を終えることが出来ましたので、本当に次に無事に向かってほしいなというところです」
2着
ショウヘイ(坂井瑠星騎手)
「落ち着いて雰囲気も良かったですし、道中も何とか我慢がきいて、押し切れるかと思いましたが、残念でした」
3着
ジョバンニ(松山弘平騎手)
「枠も良く、スタートを決めて、しっかりと取りたいポジションでレースができました。折り合いもついて、我慢してくれました。次につながるいい競馬ができたと思います。結果は3着で悔しいですが、次は巻き返したいです」
4着
デルアヴァー(荻野極騎手)
「前走から間隔はあきましたが、体の成長を感じました。
パワーアップしてくれたおかげで、我慢がきいて、終いにいい脚を使ってくれました。これが今後に生きればと思います」
5着
ライトトラック(和田竜二騎手)
「返し馬から良かったですし、流れも理想的でした。スタートの一歩目は出切らなかったですが、馬群の中で競馬ができましたし、この上がりでも最後までついていくことができました。本番、混戦になれば、一発あってもいいと思います。能力は十分通用すると思います」
6着
アルマデオロ(武豊騎手)
「スムーズなレースはできましたが、現時点では最後は決め手の差ですね」
7着
サンライズバブル(池添謙一騎手)
「初めて乗りましたが、返し馬で、緩さが解消されて
パワーアップしているのではと思いました。レースは後ろからになりましたが、この馬なりに脚を使っています。まだ3戦目で、春の実績馬との対戦で差は感じます。ただ、良い馬ですから、自己条件から行けばまだまだやれる馬です」
8着
ジョイボーイ(藤岡佑介騎手)
「スタートは出ましたが、
スピードに乗せていけず、位置取りそのままの結果になりました」
10着
ボンドロア(横山典弘騎手)
「良く頑張ってくれました」