種牡馬
ウートンバセットが急死したことが9月23日、分かった。17歳だった。同馬をけい養する
クールモアがホームページで発表した。シャトル供用先の
オーストラリアで急性肺炎を発症。容態が急速に悪化したという。獣医師チームが24時間体制で治療したが、救命できなかった。
現役時代は2010年のジャンリュックラガル
デール賞・仏G1を制すなど通算9戦5勝。引退後はフランスで種牡馬入りし、20年に
クールモアが購入した。初年度産駒から2016年の仏ダービーなどG1・3勝を挙げた
アルマンゾルを輩出。その後も
アルリファー、
カミーユピサロなどのG1馬を送り出した。今年の種付け料は30万ユーロ(約5200万円)となっていた。
日本では
パーティハーン(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎)が唯一の勝利を挙げている。