京都大賞典2025に出走予定のプラダリア(24年2月撮影、ユーザー提供:ぉりゅぅさん)
京都巧者の
プラダリア(牡6、栗東・池添学厩舎)が、京都大賞典(3歳上・GII・芝2400m)でGII・4勝目を狙う。
プラダリアは父ディープインパクト、母シャッセロール、母の父クロフネの血統。母はJRAで3勝。曾祖母の
リトルオードリーは96年に桜花賞
トライアルの4歳牝馬特別を制し、オークスは
エアグルーヴの3着だった。
ここまで22戦4勝。22年の青葉賞で重賞初制覇。その後は日本ダービーで5着、菊花賞の7着など善戦止まりだったが、23年の京都大賞典で久々の勝利を手にした。さらに24年の京都記念で3つ目のタイトルをゲット。ただ、その後は7戦して24年の宝塚記念の4着が最高着順。近2戦は天皇賞(春)が10着、宝塚記念が13着と2桁着順に終わっている。とはいえ、得意の京都でGIIなら見せ場以上があっても不思議はない。
史上2頭目の偉業もかかる。これまでJRAのGIIを4年連続で制した馬は
ゴールドシップの1頭のみ。つまりは息長く
トップレベルで活躍した馬だけが得られる勲章なのだ。
プラダリアは「白い怪物」に続くことができるか。十八番の舞台で是非とも輝きを取り戻してほしい。
【
ゴールドシップの4年連続GII制覇】
12年神戸新聞杯→13年阪神大賞典→14年阪神大賞典→15年阪神大賞典