9月22日に出走予定馬の初回発表があった日本テレビ盃(10月1日・船橋ダート1800m)。JRAの選定馬の名が4頭連なる中でも最も注目されるであろう
フォーエバーヤング(栗東・矢作芳人厩舎)。今朝24日はレースに向けた追い切りを行っている。
5時30分の馬場開場から少し時間が経過した頃に坂井瑠星騎手を背に、CWへ入場。馬場入りの雰囲気は先週よりも素軽い印象があり、この時点で先週よりも確実に良くなっている雰囲気があった。
コンティノアールを追走しての2頭併せだったが、6F標識のあたりで1秒半くらい追走している形。先行馬がしっかりと引っ張るラップを踏んでいったので、
フォーエバーヤングもそれについていく形。だからといってもたつくようなところは一切なく、スムーズに追走できている。
3コーナーから4コーナーでもまだ4馬身くらいの差はあったものの、最後の直線に向いてからの勢いは十分。並びかけるまでの反応が先週よりも速くなっているし、並んでからの手応えの良さはまだまだ良くなるんだろうなという伸びしろをイメージさせるものだった。
時計は6F80.6〜5F65.8〜4F51.3〜3F36.3〜2F22.5〜1F11.1秒。全体時計が速い上でラスト1Fが11.1秒。数字としてもラップの
バランスとしても文句ないし、決して時計の出やすい馬場ではなかったことを考えると、特筆すべき数字といってよい。
(取材・文:井内利彰)