ポートアイランドS2025に出走予定のミッキーゴージャス(24年3月撮影、ユーザー提供:彼方。さん)
ミッキー軍団の良血となる
ミッキーゴージャス(牝5、栗東・安田翔伍厩舎)が、日曜阪神11Rのポートアイランドステークス(3歳上・リステッド・芝1600m)で1年3カ月ぶりの実戦を迎える。
ミッキーゴージャスは父
ミッキーロケット、母ミッキークイーン、母の父ディープインパクトの血統。父は18年の宝塚記念の覇者。一方の母は15年のオークスと秋華賞を制している。さらにイトコにも活躍馬が並び、
ブレイディヴェーグは23年のエリザベス女王杯、
エピファニーは24年の小倉大賞典、
ショウヘイは25年の京都新聞杯の勝ち馬。両親と同じく「ミッキー」の冠名で知られる野田みづきオーナーの所有馬となる。
ここまで9戦5勝。23年秋に2勝クラス、3勝クラスと連勝。24年になって愛知杯も制し、重賞ウイナーの仲間入りを果たした。ただ、その後は大阪杯が14着、
マーメイドSが13着と苦戦が続いている。長期休養に出ていたため、今回が約1年3カ月ぶりの実戦。ここで休養前と違った走りを見せられるか。さすがに勝ち負けとなると厳しいかもしれないが、何とか復調のきっかけをつかんでほしい。