坂井瑠星騎手騎乗のフリーガー(左)がゴール前でエアビーアゲイルを差し切る(カメラ・高橋 由二)
9月27日の阪神5R・2歳新馬(芝2000メートル=11頭立て)は、単勝3番人気の
フリーガー(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父
コントレイル)がゴール前で差し切り、初陣を飾った。勝ち時計は2分1秒5(良)。
坂井瑠星騎手を背に、最内枠から内ラチ沿いで終始4、5番手を追走。4コーナーで徐々に進出を開始すると、直線でジワジワと加速。しぶとく伸びて、ゴール前で首差だけ前に出た。
現役時代に管理していた矢作厩舎の
コントレイル産駒はこれが2勝目。坂井瑠星騎手は「返し馬から走りの印象が良かった。性格もいい。いい馬なのでレースもいろいろと勉強しながら、結果も内容も良かった」と喜んだ。
同レースは大阪杯勝ち馬のきょうだい対決でもあった。2024、2025年と連覇している
ベラジオオペラの半妹、
エアビーアゲイル(栗東・辻野泰之厩舎、父
シスキン)は2着。2023年の勝ち馬
ジャックドールの全弟、
クラウンインジエア(栗東・藤岡健一厩舎、父
モーリス)は7着だった。