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【シリウスS】ホウオウルーレット兄弟制覇 18年の半兄オメガパフュームに続いた!遅咲き6歳重賞初V

2025年09月28日 05:22

<阪神11R・シリウスS>レースを制したホウオウルーレット(手前)(撮影・中辻 颯太)

 ダートのハンデG3「第29回シリウスS」が27日、阪神競馬場で行われた。8番人気ホウオウルーレットが豪快に差し切って重賞初制覇。18年の当レースを制した半兄オメガパフューム(父スウェプトオーヴァーボード)に続く勝利となり、23年小倉2歳S(18年ファンタジスト&23年アスクワンタイム)以来となる同一重賞きょうだい制覇を飾った。2着にも9番人気の伏兵サイモンザナドゥが入り、3連単は同レース史上最高配当の82万3380円となった。

 直線一気でライバルをまとめて差し切った。ホウオウルーレットが馬群を縫うように伸び、ゴール前の混戦から抜け出してV。その瞬間、馬上でガッツポーズを見せた岩田康は「ずっと乗せてもらっていたので、やっとここまで来たんだな」。パートナーとつかんだ重賞初タイトルをかみしめた。

 8度目のコンビ。人馬に焦りは一切なかった。同じ勝負服のホウオウプロサンゲが軽快に逃げる中、道中は最後方でじっと脚をためた。向正面でインから徐々にポジションを上げたが、馬群は密集。最終4角で馬群の真ん中に持ち出し、Vロードを探した。「前半(ペースが)流れていたので、はまるかなと思い、直線に懸けた。ばらけるまで待って行って、いい脚で差し切ってくれた」と回顧。鞍上はこれがJRA重賞115勝目。百戦錬磨のベテランの読みに狂いはない。勝機を待って、最大の武器である末脚をさく裂させた。

 半兄に18年の勝ち馬で東京大賞典4連覇(18〜21年)を飾ったオメガパフュームを持つ良血。兄は3歳時に当レースで重賞初Vを飾ったが、弟は6歳でようやくタイトルを手にした。栗田師は「条件が全てかみ合った。もう少し体の張りとかが欲しいかなと思ったけど、前走もそんな内容でいい競馬をしてくれたので」と愛馬の想像を超えた走りに目を細める。「ここまで歯がゆい競馬が続いていたのでラストの脚が今日、生きた」と胸をなでおろした。

 当レースの勝ち馬からは近年も20年カフェファラオ(21&22年フェブラリーS連覇)や22年ジュンライトボルト(22年チャンピオンズC)がG1馬に輝いている。次走は未定ながら将来は明るい。出世レースを制し、ひと皮向けた良血馬が偉大な兄の背中を追って大舞台でも躍動する。 

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