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国枝栄師&矢作芳人師 大興奮の名伯楽豪華対談 アーモンドアイ「普通じゃない」コントレイル「衝撃的だった」

2025年09月30日 06:00

 対談する国枝師(左)と矢作師(撮影・園田高夫)

 8人の騎手・調教師が28日に開催された馬サブロー創刊25周年記念「ファンの集い」(デイリースポーツ主催、特別協賛netkeiba)に顔をそろえ、約400人のファンを楽しませた。

 JRA通算1110勝を誇る国枝栄調教師(70)=美浦=と、3冠馬コントレイルなどの名馬を送り出してきた矢作芳人調教師(64)=栗東=が豪華対談を行った。東西を代表するトレーナーが壇上にそろうと、会場は大歓声。矢作師をアグレッシブだと表現した国枝師に対し、矢作師は「国枝先生のことを悪く言う人は聞いたことがない」と人徳の高さを強調した。

 調教師としてのスタイルは全く異なる。馬の個性の見極めで大切にしていることについて問われると、国枝師は厩舎での反応を重視と回答。「馬の目つきで『まだこの馬は余裕があるかな』というのを見ている。スタッフが的確に把握して、いい気分で競馬に向かってもらいたい」と話すと、矢作師は「馬選び、適性など全て答えがない。野生の勘です。正解がないから常に新しいことを考えていかないと」とデータはあまり重視しないことを明かした。

 この馬は走ると確信した瞬間については「生き物なので半分は当てずっぽう(笑)」と笑う国枝師。それでもG1・9勝のアーモンドアイには「入厩して最初のキャンターで普通じゃないなと。フットワークが全然違うので、こんな馬いるんだろうかと思った」と目尻を下げる。一方の矢作師はコントレイルについて「1本目の追い切りで、見てすごいなと衝撃的だった。走る馬って速いように見えなくて、時計を見たらすごく速い」と当時の興奮を振り返った。

 対談の最後にはサプライズ発表も飛び出した。国枝師が「今年は男馬でのクラシックを獲りたいので、(戸崎)圭太に頑張ってもらい、アマキヒで菊花賞を勝ちたい」と、3冠牝馬アパパネの子であるアマキヒ(牡3歳)の菊花賞(10月26日・京都)参戦を表明。来年2月の定年退職を前に、初の牡馬クラシック制覇を狙うことを宣言した。

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