2歳未勝利に出走予定のガードオブオナー(今年7月撮影、ユーザー提供:zatsumuさん)
名牝
ソングラインの半弟となる2頭が、土曜の東京で同日Vを狙う。
まずは2Rの2歳未勝利(芝2000m)の
ガードオブオナー(牡2、美浦・林徹厩舎)だ。姉と同じく林徹厩舎の管理馬。7月福島の新馬は後方から差を詰めた程度の1秒1差5着だったが、あれが実力とは思えない。その後はひと息入れて、ここ目標に調整。初戦のレースぶり、そして
サトノダイヤモンド産駒ということを考慮すれば距離延長はプラスだろう。ここで何とか初勝利といきたい。
そして8Rの3歳以上1勝クラス(ダ1600m)には
ソニックライン(セ4、美浦・浅利英明厩舎)がスタンバイしている。23年11月に初勝利を挙げたが、その後は10戦して2着2回、3着2回と惜敗が目立つ。ただ、今回の舞台は【1-1-1-2】と好成績の東京ダ1600m。テン乗りだった前走に続いて荻野極騎手が手綱をとるのも頼もしく、1年11カ月ぶりの勝利が期待される。
偉大な姉の背中は遠いところにあるが、まずは目の前の一戦に全力投球あるのみ。
ソングラインがGI・3勝を挙げた東京で、ともに飛躍のきっかけとなる勝利を手にしてほしい。