11月1日から、有馬記念(12月28日)まで、JRA短期免許を取得して騎乗する予定のアレクシ・プーシャン騎手=フランス=。9月30日の
シャンティイ開催で取材に応じ、凱旋門賞や日本の競馬についてコメントした。プーシャン騎手は名門のアンドレ・
ファーブル厩舎で活躍している。昨年はフランスのリーディングで3位だった。
10月5日の凱旋門賞では、ジャンロマネ賞を勝った
キジサナ(牝5歳、フランス・F
グラファール厩舎、父ルアーヴル)に騎乗する。「軽い馬場でも、重い馬場でも走れる。先週、調教に乗って準備はできているし、調子もいい。自信はもちろんあるよ」と好感触。日本馬については「
ドーヴィルを勝った馬(
アロヒアリイ)が好きだけど、
クロワデュノールが強いかな」と印象を語った。
身元引き受け厩舎は、美浦の田中博康厩舎。プーシャン騎手の父がアンドレ・
ファーブル厩舎の番頭格を務めていたことから、今回の来日につながった。日本では初騎乗となるが、「僕はオープンな性格なので、声をかけてくれたらうれしい。勝ったあとの
サイン? もちろんしますよ」と来日を楽しみにしていた。