昨年のマイルCSの覇者、
ソウルラッシュ(栗東・池江泰寿厩舎)。次走は富士S(10月18日・東京芝1600m)への出走を予定しており、今朝2日はレースに向けた2週前追い切りを行っている。
今回はGIを制したコンビ、団野大成騎手に鞍上が戻るということで、今朝の追い切りにも騎乗。馬場入り前に団野騎手が何度も馬の首筋を愛撫して、コンビ復活が微笑ましい場面も見られた。追い切りは朝一番のCWへ
レベルスルールとともに入場して、
ソウルラッシュが3馬身ほど追走する形で向正面を駆け抜けていく。
15秒前後というラップを踏んで、3コーナーから4コーナーで加速。最後の直線に向くとさらにギアを上げて、2頭の
スピードは
マックス。ただ、どちらも手応えにも余裕はあったが、
ソウルラッシュがほぼ馬なりに対して、
レベルスルールは少し加速を促していた。
時計は6F81.8〜5F66.5〜4F51.6〜3F36.5〜2F22.6〜1F10.9秒。この馬らしい、最後の直線での溌剌とした動き。今年に入ってから、以前よりも時計が出るようになっているので、いくら速い数字が出ても驚かないが、動きが見映えするのは調子が良い証拠。次週以降の動きにも注目したい。
(取材・文:井内利彰)