フランスの競馬統括機関フランスギャロは3日、凱旋門賞(フランスG1、5日、芝2400メートル)が行われるパリロンシャン競馬場の最新の馬場状態を発表した。
フランスギャロはペネトロ
メーター(円すい形の1キロの重りを1メートルの高さから馬場に落とし、何センチ沈んだかで判定)という測量機器を使用し、数値で馬場状態を発表している。3日、午前10時27分(現地時間)の時点でパリロンシャンはこの数値が3.3で、10段階ある馬場表記の最も乾いた状態から5番目のボン
スプルでJRA表記は稍(やや)重。4日前は3.7、3日前は3.6、前々日は3.5、前日は3.4だった。これが3.2なら同4番目のボンとなり、JRA表記は良馬場。ペネトロ
メーターの数値が示すように徐々に水分が抜けている。
ただ、この後、パリは雨が降る予報で4日は降水確率65%、降水量は3〜5ミリとなっている。予想される当日の馬場は同6番目の
スプル(JRA表記=重)とした。
芝は仮柵を外し、今年もオープンストレッチを開放。直線ラスト450メートルから内側6メートルに
グリーンベルトが発生する。