5日の東京5R・2歳新馬(芝2000メートル)は、単勝2番人気の
ゴーイントゥスカイ(牡、美浦・上原佑厩舎)が、見事に初陣を白星で飾った。将来性を秘める新種牡馬の
コントレイル産駒で、いきなり素質の片りんをアピールした。勝ち時計は2分0秒8(良)。
絶体絶命のピンチを乗り越えて勝利をつかんだ。前半は好位3番手で流れに乗り、リズム良く運んだ。直線は内で包まれ、一度ブレーキをかける場面がありながらも最内から盛り返して最後は首差で差し切った。荻野極は「決していい騎乗ではありませんでしたが、馬の力に助けられました」と、パートナーをたたえた。
上原佑調教師も「ダメかと思いましたが、思った以上に切れました」と中身の濃い走りに舌を巻いた。次走は未定だが、今後は芝の中距離路線を歩むことになりそうだ。