ヨカオウの母ヨカヨカ(21年8月撮影、ユーザー提供:ゆーきさん)
「熊本産の星」
ヨカヨカの初仔となる
ヨカオウ(牡2、栗東・谷潔厩舎)が、日曜京都5Rの2歳新馬(芝2000m)でデビュー勝ちを目指す。
ヨカオウは父
キズナ、母ヨカヨカ、母の父スクワートルスクワートの血統。この馬自身は北海道生まれだが、母は21年の北九州記念を制し、熊本産で初のJRA重賞勝ち馬となった活躍馬。一族には96年のBCターフや97年の
ジャパンCなどGI・6勝を挙げたピルサドスキー、02年の秋華賞とエリザベス女王杯を制した
ファインモーションがいる。
春に入厩して追い切りを重ねていたが、態勢が整わなかったために放牧へ。8月に再入厩後は坂路とCWを併用し、入念に仕上げられてきた。目立つ時計は出ていないが、攻め量は十分。実戦で血統の良さを発揮してくれることを期待したい。