◆第172回天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)=11月1日、美浦トレセン
マスカレードボール(牡3歳、美浦・手塚貴久厩舎、父
ドゥラメンテ)は僚馬の
ソールオリエンス(牡5歳、父
キタサンブラック)とともに坂路で最終調整。単走で71秒1―17秒5の時計でゆったりと駆け上がって本番に備えた。
花本昇助手は「馬場も悪かったので、体をほぐすイメージ。今年は3回走りましたが、今回が一番落ち着いています。乗っていて怖い感じがないです」と精神面の成長を実感していた。
古馬との初対戦となるが、期待の方が大きい。「毎回、走るたびに能力があると再確認できます。持っているポテンシャルはすごいと思いますし、枠もいいところですね。鞍上を含めて楽しみにしています」と同助手は能力を信じて送り出す。