11月1日の東京3R・2歳未勝利(芝2000メートル=11頭立て)は、1番人気の
ソラネルマン(牡、美浦・手塚貴久厩舎、父
フィエールマン)が、デビュー2戦目で初勝利を飾った。G1・6勝の名牝
ブエナビスタを祖母に持つ良血馬。勝ち時計は2分0秒0(稍重)。
内の2番枠からスタートを決めて、そのままスムーズにハナヘ。前半1000メートル通過1分1秒6と淡々としたペースを刻み、直線の入り口では外から
ポッドクロスに並びかけられたが、そこから余裕を持って加速。芝はBコース替わり初日で傷んだ部分がカバーされて、上がり最速タイ33秒2の切れ味をマークし、2着の
ウィロークリークに1馬身半差をつけて楽に逃げ切った。
クリストフ・ルメール騎手は「マイペースで走っていて、乗りやすかったです。冷静に走ってくれて、直線ではだんだん加速してくれた。距離も2000メートル以上でいいと思います」と、満足げに汗をぬぐった。