フォルナックスでクリスチャン・デムーロ騎手は2025年来日初勝利をあげた(カメラ・岩川 晋也)
11月1日の京都3R・2歳未勝利(芝1800メートル=8頭立て)は、今週から短期免許で騎乗しているクリスチャン・デムーロ騎手=イ
タリア出身、フランス拠点=が手綱を執った
フォルナックス(牝、栗東・奥村豊厩舎、父
キタサンブラック)が勝った。勝ち時計は1分49秒4(稍重)。Cデムーロ騎手は3戦目で今来日初勝利を挙げた。
五分のスタートから、うまくなだめて中団をリズム良く追走。抜群の手応えで最後の直線を迎え、一気に抜け出した。上がり最速33秒9で後続に3馬身半差をつけ、単勝1・9倍の断然人気に応えた。鞍上は「前半は
リラックスして走っていた。外から来られた時、ちょっと(ハミを)かむようなところがあったけど、直線はいい脚を使ってくれた。幼いけど、いい瞬発力を見せてくれた」と振り返り、「ありがとう!」と笑顔を見せた。
あす2日は天皇賞・秋で
ミュージアムマイルとコンビを組み、昨年のエリザベス女王杯(
スタニングローズ)以来のJRA・G1・6勝目を狙う。