◆第172回天皇賞・秋・G1(11月2日、東京競馬場・芝2000メートル)
11月2日に行われる天皇賞秋・G1(芝2000メートル)は、武豊騎手騎乗で今年の宝塚記念を勝った
メイショウタバルなどG1馬7頭が出走。14頭立てだが、どの馬が勝ってもおかしくない混戦模様だ。そんな一戦を「血統」からひもといてみると、
マスカレードボールが推奨の1頭だ。
同馬の半姉
マスクトディーヴァは、G1勝ちこそなかったが鋭い末脚の持ち主として知られ、3歳秋のローズSを日本レコードでV。祖母ビハインドザマスクも追い込み型で、重賞を3勝した切れ味のある血統だ。
母の父ディープインパクトは東京で2戦2勝、日本ダービーも
ジャパンCも完璧な強さだった。父
ドゥラメンテもダービー馬で、先週の菊花賞を産駒の
エネルジコが勝利。同じラストクロップである本馬の差し脚には要注目だ。