政府は2日、25年秋の褒賞受章者を発表。JRAの横山典弘騎手(57)=美浦・フリー=が、黄綬褒章を受章した。黄綬褒章はJRAの現役騎手では22年春の柴田善臣(59)、24年秋の武豊(56)に次いで3人目の受章となる。
中央競馬の発展および畜産業の振興に多大な貢献を果たした功績が認められ、名誉ある褒章が贈られた。横山典は「このたび黄綬褒章を頂くことになり、自分がこのような素晴らしいものを受章して本当に良いのかという驚きの気持ちです。ファンの皆さま、競馬関係者の皆さま、いつも頑張ってくれる馬たちに心から感謝します。これからもファンの皆さまに喜んでいただけるレースをお見せし、競馬の発展に貢献できるように頑張ります」とコメントした。
横山典は86年にデビュー。11月1日現在で歴代2位のJRA通算2989勝を挙げ、JRA重賞も190勝をマーク。そのうちダービー3勝を含むG1・28勝という実績を誇る。4月には「第4回競馬功績者表彰(農林水産大臣賞)」を受賞している。