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【BCクラシック】歴史的快挙! フォーエバーヤングが「世界一決定戦」勝利 矢作調教師「ついに取った、アメリカの頂点!」

2025年11月02日 07:38

フォーエバーヤングで世界一に輝いた坂井瑠星騎手と矢作芳人調教師の師弟コンビ(カメラ・高橋 由二)

◆第42回ブリーダーズCクラシック・G1(日本時間11月2日、米デルマー競馬場・ダート2000メートル)

 日本ダート界の絶対王者、フォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)が勝利。日本馬が本場の最高峰と言われる大一番を制した。道中は3番手を追走。最終コーナー前から積極的に先頭に立つと、最後は外から迫ったシエラレオーネを振り切った。

 同馬はG1級競走は5勝目で、獲得総賞金は日本馬歴代トップに浮上。管理する矢作調教師は2021年のフィリー&メアターフ(ラヴズオンリーユー)、ディスタフ(マルシュロレーヌ)に続くブリーダーズC3勝目。鞍上の坂井瑠星騎手=栗東・矢作芳人厩舎=は今年のサウジCに続く海外G1・2勝目となった。

 ついに頂点に立った。矢作調教師が「世界一決定戦」と位置づけ、坂井も「本当のチャンピオンが決まるレース」と挑んだ大一番。昨年のケンタッキーダービー、BCクラシックで先着を許していたシエラレオーネを始め、本場の一線級が勢ぞろいした中で強さを見せつけた。

 世界を渡り歩いてきた経験値も生きた。昨年は春に中東2戦からケンタッキーダービーに参戦すると、再び海を渡った秋はこのレースに挑戦するも3着。今春はサウジCで世界最高の優勝賞金1000万ドルを獲得したが、ドバイ・ワールドCでは3着に敗れた。

 「(ドバイは)もちろん勝てると思っていたから残念だったし、マークされるのも分かっていたけど。それでも、よく3着にきたなというのが大きかった」と坂井は振り返っていた。当然のように、世界の強豪たちと戦ってきた軌跡こそ規格外の証し。壁を乗り越え、時にはね返され、身につけた強さが、アメリカの地での「三度目の正直」に結びついた。

 歴史的な偉業を成し遂げたが、まだ来年も現役生活は続く。当面は連覇を狙うサウジC(2月14日、キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル)が目標。その後には巻き返しを狙うドバイ・ワールドCや、ファンの夢も乗せた芝への挑戦も選択肢に入っている。砂上の世界王者の座をつかんだ日本競馬史上に残る激走。しかし、フォーエバーヤングにとっては、まだ通過点に過ぎない。

  坂井瑠星騎手(フォーエバーヤング=1着)「すばらしい馬です。信じられないです。夢のような気持ちです。実は自信がありました。(フォーエバーヤングは)世界中で活躍しているスーパースターだと思います。サポートしてくれたみなさんに感謝します」

 矢作芳人調教師(フォーエバーヤング=1着)「日本の競馬界にとって考えられない。サッカー日本代表がワールドカップで優勝したような感じです。今回、これで負けたら望みはないというぐらいの仕上げでした。(日本のファンへのコメントを求められ)やりましたよ、やったよ。ついに取った、アメリカの頂点! やりました!!」

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