◆第30回東京スポーツ杯2歳S・G2(11月24日、東京・芝1800メートル)11月12日、美浦トレセン=1週前追い切り
ライヒスアドラー(牡2歳、美浦・上原佑紀調教師、父
シスキン)がデビュー2連勝での重賞初Vに向け、1週前追い切りで抜群の動きを見せた。
佐々木大輔騎手を背に美浦・Wコースで3頭併せを実施。直線で追われるとグイグイと伸び、内
ニシノティアモ(4歳オープン)、外
フォルテフィオーレ(4歳1勝クラス)に2馬身先着を果たした。タイムも6ハロン82秒2―11秒1と上々で、上原佑調教師は「すごく変わったわけではないですが、新馬前よりいいですね」と納得の表情だ。
デビュー戦の上がり3ハロン33秒1は、中山芝1800メートルの新馬戦でデータの確認できる1980年以降最速。素質の高さは疑いようがない。
コントレイル、
イクイノックスなど名馬が制した出世レースへ向けて「手前の左右差もないし、広いコースはいいと思います。楽しみです」とトレーナーは声を弾ませた。