調教に騎乗するため美浦トレセンに来場したトム・マーカンド騎手(カメラ・荒牧 徹)
11月8日から12月28日までの短期免許を取得したトム・マーカンド騎手(27)=イギリス=が12日、調教に騎乗するため美浦トレセンに来場。4年連続での来日に「毎年と同じで、できるだけ勝利数を挙げたい。何を求められているか分かってきたが、ドキドキしながら初心を忘れずにやっていきたい」と笑顔で意気込みを語った。
ヨーロッパでは、既にG1タイトルを複数獲得する若きトップジョッキーだが、日本ではいまだ重賞勝利はなし。今週末の武蔵野Sでは
ラタフォレスト(牡4歳、美浦・加藤征弘厩舎、父パイロ)、来週のマイルCSでは昨年の2冠牝馬・
チェルヴィニア(牝4歳、美浦・木村哲也厩舎、父
ハービンジャー)に騎乗予定。「G1勝ち馬に乗せてもらえて感謝している。徐々に馬の質が上がってきているのを感じるし、勢いに乗ることができれば」と言葉に力を込めた。