◆第60回デイリー杯2歳S・G2(11月15日、京都競馬場・芝1600メートル)追い切り=11月12日、栗東トレセン
カヴァレリッツォ(牡2歳、栗東・吉岡辰弥厩舎、父
サートゥルナーリア)は、栗東・坂路で56秒8―13秒6と軽めだが、吉岡厩舎のいつも通りのパターンで、8日に速い時計を出していて予定通り。吉岡調教師は「
テンションも落ちついていて、収まりもいいですね」と納得の表情を浮かべた。
初戦はラスト3ハロンが12秒0―11秒5―11秒1の加速ラップだったが、4角6番手から抜け出して5馬身差で勝利する圧巻の内容。ここでも即通用しそうだ。「いい瞬発力があります。回りの左、右も調教からは問題ないと思います」と指揮官は期待する。
叔父に2020年の報知杯弥生賞ディープインパクト記念を制した覇者の
サトノフラッグ。2020年の阪神JF、21年の桜花賞で2着の
サトノレイナスがいる血統馬。大物感のある走りでここも突破するか。