奥多摩S2025に出走予定のスライビングロード(今年9月撮影、ユーザー提供:タケ坊@馬なり単走さん)
04年のオークス馬の
ダイワエルシエーロを母に持つ
スライビングロード(牝3、栗東・福永祐一厩舎)が、土曜東京10Rの奥多摩ステークス(3歳上・3勝クラス・芝1400m)でオープン入りを狙う。
スライビングロードは父
レイデオロ、母ダイワエルシエーロ、母の父サンデーサイレンスの血統。日高の名門・下河辺牧場を代表する名牝系の出身となる。母は騎手時代の福永調教師が主戦を務め、04年のオークスなど重賞を4勝した。そして祖母の
ロンドンブリッジは97年のファンタジーSの覇者で、98年の桜花賞が2着。いとこの
キセキは17年の菊花賞馬で、叔父の
ビッグプラネットと
グレーターロンドンも重賞を制している。
ここまで7戦3勝。春はクイーンCが5着、フィリーズレビューが14着と結果を出せなかったが、その後の休養が吉と出た。復帰初戦こそ5着だったが、前々走の1勝クラス、前走の2勝クラスと2連勝。一気に準オープンまで駆け上がってきた。今回は更なる相手強化となるが、目下の勢いなら3連勝でのオープン入りとなっても不思議なし。その走りに要注目となる。