◆デイリー杯2歳S・G2(11月15日、京都・芝1600メートル)追い切り=11月12日、美浦トレセン
前走のサウジアラビアRCで2着だった
ガリレア(牡2歳、美浦・清水英克厩舎、父
モズアスコット)は、美浦・ポリトラックコースで
クラディスティーナ(2歳1勝クラス)を3馬身追走。ゴール前で仕掛けられると鋭く伸びて併入で終えた。清水英調教師も「いいんじゃない。チップは脚をとられて嫌みたい。ポリトラックだと走ってくれるね」と手応えありだ。
前走は最後の直線で進路を探すロスもありながら2着。単勝53・4倍の低評価を覆す能力の高さを示した。今回出走する唯一の美浦所属馬で関西圏への初輸送はカギだが、世代上位の切れ味を発揮すれば重賞タイトルのチャンスは十分にある。トレーナーは「順調にきているし、楽しみだね」と言葉に力を込めた。