武豊を背に栗東坂路で追い切るエリカエクスプレス(撮影・中田匡峻)
「エリザベス女王杯・G1」(16日、京都)
秋華賞2着から戴冠を目指す
エリカエクスプレスが12日、圧巻のリハを披露した。
武豊を背に、栗東坂路で4F52秒6-37秒8-12秒1の自己ベストをマーク。鞍上は「単走で馬なり。無理せず行ったけど思ったより速かった」と持ち前の
スピードに驚いた様子。「ス
トライドが大きくなったのかな」と杉山晴師。「間隔は詰まったけど、在厩で状態は大きく変わらず。京都コースも合う」と出走を決意した。古馬、そして距離と2つの大きな壁が立ちはだかるが「折り合いひとつ。ポテンシャルに期待して思い切って乗りたい」と武豊は力を込めた。