英国の名手が大暴れを誓う。8日に短期免許を取得したトム・マーカンド(27)は今週から12月28日まで日本で騎乗。4度目の来日に「できるだけ多くの勝利数を挙げたい。あとはいい馬に巡り合えたらいいね」と心待ちにする。続けて「何を求められているかが分かってきたし、徐々に馬の質が上がってきているな、とも感じる。ドキドキしながら初心を忘れずに頑張りたい」と決意を語った。
欧州では複数のG1を制しているが、日本ではまだ重賞Vなし。
ラタフォレストとコンビを組む武蔵野Sで初タイトルに挑む。「最初の重賞でいい馬に乗せてもらった。ここを勝って勢いに乗れれば」。来週のマイルCSは牝馬2冠
チェルヴィニアに騎乗予定。「G1を勝っているし6月の重賞(しらさぎS2着)でも好走している馬だからね。昨年くらいの状態だったらしっかり走ってくれると思う」と戴冠を夢見ていた。