芝短距離の大物として期待されるダノンマスタング(撮影・園田高夫)
「新馬戦」(16日、東京)
来年から種付け料25万ドル(約3800万円)と、人気急上昇中の米国種牡馬ノット
ディスタイムを父に持つ
ダノンマスタング(牡2歳、美浦・田中博)が日曜東京5R(芝1600メートル)でベールを脱ぐ。米G1・ジャイプールSを制した
コグバーンを全兄に持ち、今年のOBS
マーチセールで65万ドル(約1億円)の値が付いた良血だ。
1週前の美浦Wで6F78秒7-36秒6-11秒3の好タイムをマークすると、今週はプーシャンを背に6F85秒3-11秒4と軽快な動き。鞍上は「すごくいいです。反応が良く、性格もいい。レースで乗るのが楽しみ」と手応え十分の様子だ。田中博師も「スタートにやや緩慢な面はあるけど、後ろからの形でもメリハリの利いた競馬ができると思っています」とうなずく。芝短距離の大物候補として、注目のデビュー戦を迎える。