「新馬戦」(16日、京都)
盤石の態勢で初戦を獲る。武豊を鞍上に、栗東・福永厩舎が送り出す日曜京都5R(芝2000メートル)の
ロングトールサリー(牡2歳、父
キタサンブラック)。母にア
ルゼンチンG1勝ち馬
グローバルビューティを持ち、中央でデビューした兄姉2頭がいずれも2歳新馬戦を勝ち上がるなど、仕上がりも良好な血統だ。
栗東CWでの1週前追い切りでは、バネの利いた軽快な脚さばきで6F80秒6-37秒0-11秒7をマーク。併せた
メイショウハチロー(3歳2勝クラス)に3馬身半先着した。福永師は「追い切りはしっかりやれているし、スタートも上手だね」と手応えを口にする。
当週の栗東坂路でも指揮官自らまたがり、「軽い走りで、いい脚を長く使えそうなイメージ。距離も二千がいいと思う」と胸を張って
ゴーサインを出した。将来性たっぷりの
キタサンブラック産駒に注目だ。