盛岡競馬の重賞「第15回絆カップ」は16日、11Rで行われた。1番人気ウラヤ(牡6=畠山信、父
ニューアプローチ)が連覇を達成した。重賞は2勝目。後方からの運びとなったがインを押し上げ中団へ。直線で外に持ち出して差し切った。
鞍上の山本聡哉(37)は「スタートで出遅れたのは想定内。馬場は内めが有利でしたから、狙い通りに進めることができました。道中は
レディブラウンを視野に入れながら前にいた
ロードオブザチェコ、
エイシントルペードを意識して乗りました。思った以上に
スプラウティングの手応えが良かったんですが、うまく4コーナーで進路が開いたので外に出しました。馬の具合が素晴しかった。厩舎がここを目標に仕上げてくれましたから、勝ててホッとしました」と振り返った。
一方、管理する畠山信一師(61)は「いい状態で臨めたことが何よりでしたし、内枠に入ったことも良かったと思います。前走を叩いて今回使うのは予定通り。ワンターンがベストですから、絆カップ2連覇が目標でした。次走予定はトウケイニセイ記念(12月14日、水沢)。昨年と同様、シーズンラストの一戦になると思います」と見通し語った。