今週の日曜日は、京都競馬場で京阪杯(GIII・芝1200m)が行われます。
夏場の短距離重賞では牝馬が活躍することも珍しくありませんが、寒い時期に開催される京阪杯では牡馬やセン馬に良績が集まっています。牝馬は牡馬やセン馬よりも暑さに耐性がある場合が多く、夏場でもパフォーマンスを極端に落とすことがないため、夏季の競馬で活躍が目立つのでしょう。
ただ、寒い時期の牡馬やセン馬はパフォーマンスが落ちることは少ないので、気温が下がってくると牝馬の成績も下がってくるのでしょう。
12年以降の京都芝1200mで開催された京阪杯(計10レース)での牡馬、セン馬は108頭が出走し9勝2着7回3着8回。一方、牝馬は66頭が出走し1勝2着3回3着3回となっています。
牡馬やセン馬の方が牝馬よりも出走頭数が多くなっていますので、多くの3着以内馬が出るのも不思議ではありません。ただし、勝率や連対率、複勝率でも牡馬、セン馬の方が牝馬よりも高い数値を残しています。さらに、単勝や複勝の回収率にも大きな差があります。
12年以降の京都芝1200mで開催された京阪杯(計10レース)での牡馬、セン馬の単勝回収率は117%、複勝回収率が121%と高期待値をマーク。しかし、牝馬は単勝回収率17%、複勝回収率も63%と低い数値となっています。
ここ2年の京阪杯は牡馬、セン馬が上位3頭を独占していますし、直近の傾向からも高い期待を狙うならば、牡馬やセン馬に注目した方がいいのではないでしょうか。
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昨年の京阪杯では【残った馬】の
ビッグシーザーが優勝し、2着に
ウインカーネリアンが入線。今年の芝1200mのGIではスプリンターズSで【注目の穴馬】として取り上げた
ジューンブレアが7番人気で2着と結果を残しています!
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
3歳牝馬(ただし、前走1番人気で勝利している馬は除く)
[0-0-0-8]複勝率0%
該当馬:
アブキールベイ、
ショウナンザナドゥ、
ナムラクララ※特に言及のない限り、データは12年以降の京都芝1200mで開催された京阪杯(計10レース)を対象にしています。
上位人気が予想される
ナムラクララが該当しました。
12年以降の京都芝1200mで開催された京阪杯(計10レース)に出走した牝馬の中でも、特に苦戦しているのは3歳馬です。データ対象の京阪杯で3歳牝馬は9頭が出走し2着1回。馬券に絡んだのは19年
アイラブテーラーだけです。
3歳牝馬は成長途上の馬も多く、歴戦の猛者が相手になると完成度の差で見劣ってしまうのでしょう。さらに、冬場で牡馬やセン馬も能力を発揮しやすい時期ですので、3歳牝馬にとっては条件が重なってしまうことも苦戦している要因と言えそうです。
ちなみに、3歳牝馬で好走した
アイラブテーラーは前走1着だったことに加え、1番人気の支持を集めていた馬。前走で他馬からのマークが厳しくなる1番人気を背負いながら、きっちりと勝っているのは精神面が優れている証拠と言えます。3歳牝馬でもメンタル面に秀でた点があることを、前走で示している場合には注意が必要になりそうです。
該当馬に挙げた
ナムラクララの前走は1番人気で2着。レースは先行勢や内を通った馬が上位に入る馬場や流れ。そこで先行して2着になっているため、展開や馬場に恵まれた可能性は否定できません。さらにこの時の対戦メンバーは次走以降で苦戦する馬が続出しており、レースレベルが平凡だった可能性もあります。
今回は前走よりも相手は強くなりそうですし、さらに前回で先着を許した馬も出走を予定しています。相手関係だけでも厳しい印象を受けますし、過去の傾向も踏まえると高い評価は与えにくいのが正直なところです。配当妙味も薄いですし期待値が高い馬とも言えませんので、ここは思い切って本馬の評価を下げて考えてもいいかもしれません。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
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