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競馬界の「2025 新語・流行語大賞」といえば?

2025年12月01日 14:55

ドバイSCをダノンデサイルとのコンビで制した戸崎騎手(撮影:高橋正和)

 きょう12月1日、毎年恒例の「新語・流行語大賞」が発表される。一年間に発生した「ことば」の中から選考し、関わった人物・団体を顕彰する賞で、自由国民社が1984年に創始した。今年は大阪・関西万博の公式キャラクター「ミャクミャク」やインターネットミームとなった「エッホエッホ」や「チョコミントよりもあ・な・た」など、30語がノミネートされている。そこで、netkeiba公式Xにおいても、競馬界の「2025 新語・流行語大賞」を募集してみた。もっとも多くの支持が集まった「ことば」とは。

 文句なしの「大賞」は戸崎圭太騎手が発した「ベリーベリーホース」。リプライ、引用リポストの実に半分近くはこれに関連したものだった。ダノンデサイルとのコンビでドバイSCを制し、馬上インタビューで答えたもので、直訳すると「すごくすごく馬」。興奮が冷めやらぬ中、思わず出てしまった“迷言”は直後から大きな話題となり、競馬グッズにもなった。ユーザーからは「もうこれしか思い浮かばなかった」や「本家にノミネートしてもいい」などの声。戸崎騎手はその後もたびたび発言しており、すっかり“持ちネタ”のようになっている。

 宝塚記念の名実況にも数多くのいいねが付いた。3コーナー付近の勝負どころで、関西テレビの岡安譲アナウンサーが放った「逃げる、頑張る、メイショウタバル」と、直線で口にした「粘る、粘る、粘る、粘る、メイショウタバル!」のフレーズ。馬名と韻を踏んでいることもあって、印象に残ったファンが多かったようだ。また、所有した松本好雄オーナーが8月29日に逝去したこともあり、同氏の名言「人がいて、馬がいて、そしてまた人がいる」を挙げるユーザーもいた。

 ほかには、日本ダービーのジョッキーカメラ映像で北村友一騎手が発言した「すべてに意味がありました……先生」や、Racing TVがサウジCの中継内で流したPVにちなんだ「伝説の名馬リアルスティール」など。三浦皇成騎手のJRA・GI初制覇となったスプリンターズSにおいて、ラジオNIKKEIの山本直アナウンサーが実況した「前の2頭が! 止まりそうにない!」を推す人もいた。そして、美浦・加藤和宏厩舎のアカウントからは「水沼チャレンジ」とひと言。本家の流行語大賞と同じく、名馬、名言、名シーンにいたるまで、今年の競馬界を彩った「ことば」の数々が寄せられた。

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