キャピタルステークスを制したミッキーゴージャス(右)(カメラ・荒牧 徹)
11月29日の東京11R・キャピタルS(3歳上オープン・リステッド、芝1600メートル=18頭立て)は、
ダミアン・レーン騎手が騎乗した3番人気の
ミッキーゴージャス(牝5歳、栗東・安田翔伍厩舎、父
ミッキーロケット)が勝利。15年にオークス、秋華賞を制した
ミッキークイーンの子が24年の愛知杯以来となる勝利を決めた。勝ちタイムは1分31秒9(良)。
スタートはやや遅れたがリズム良く中団馬群の中を追走。直線では狭いところを割って鋭く伸び、首差抜け出した。レーン騎手は「ゲートの中で我慢が出来ず、そんなに速いスタートは切れなかったけど、道中はリズム良く運べた。直線でペースアップには少し時間がかかったけど、最後はすばらしい脚で狭いところを取ってくれた。瞬発力がすばらしい」と評価した。
安田調教師は「転厩馬なので本当にいい時を知らないですが、今回が
ピークではない感じを調教で感じました。気持ちの面で求められていることが分かってくれば、もっといい走りをしてくれると思います。このあとはいい変化があれば阪神C・G2(12月27日、阪神競馬場・芝1400メートル)を視野に入れていきます」と話した。