<京都6R新馬>1着となったパラディオン(左)(撮影・井垣 忠夫)
京都6R・新馬戦(芝2000メートル)は
パラディオン(牡=高柳大、父
レイデオロ)が人気に応えて初陣Vも、見る者をやきもきさせた。
道中、置かれ気味で後方2番手。3角から押し上げて4番手で4角を回ったが、逃げ馬とは距離があった。懸命に追い上げて逆転したが、高杉は「馬を気にして進んでいかなかった」と険しい表情。高柳大師も「調教から頭が高かった。使っていけば、もっとマシになると思う」と思案顔。母ステラリードは09年函館2歳S勝ち、半兄
キングエルメスは21年京王杯2歳S勝ちがあり、能力を認めながらも気性面を課題とした。今後に関しては「オーナーと相談して」と話した。