香港国際競走(14日、シャティン)の香港C(芝2000メートル)に出走する関西馬2頭が1日、栗東で国内最終追いを行った。今春に大阪杯連覇を達成し、宝塚記念2着以来となる
ベラジオオペラ(牡5=上村)は坂路単走で4F54秒1〜1F12秒1。稽古をつけた上村師は「肩ムチを入れて反応を確かめる程度。今日のひと追いで大方、仕上がったと思う。あとは現地で調整する程度」と上々の感触。「天皇賞・秋を使わず、ここ一本に絞ったことが結果につながれば」と期待を込めた。
宝塚記念8着後、左後肢の筋肉痛で秋初戦の天皇賞・秋を回避した
ロードデルレイ(牡5=中内田)はCWコースしまい重点でラスト1F11秒5(5F67秒8)をマーク。中内田師は「指示通り動けていました。良かったと思います」と納得の口ぶり。「天皇賞をアク
シデントで回避しての立ち上げになりますが、その後は順調。ここまでいい感じに上向いています。これでどう変化するかを見て、香港での調整を決めたい」と好気配を伝えた。鞍上は初コンビとなるレーンに決定。香港マイル(芝1600メートル)出走予定の
ソウルラッシュ(牡7=池江)を含めた3頭は3日に関西空港から出国する。