「チャンピオンズC・G1」(7日、中京)
桶狭間のダート頂上決戦に彩り豊かなメンバーが集結した。その中で主役を務めるのは3歳馬の
ナルカミだ。デビューから6戦5勝。前走のJDクラシックでG1初制覇を飾った勢いそのままに歴戦の古馬も撃破するか。一方、データ班のイチ推しは
ウィルソンテソーロ。当レースは2年連続の銀メダル。三度目の正直なるかに注目だ。
▼傾向(過去10年)
JCダートの名称で00年に新設。07年までは東京ダート2100メートル、08年から阪神ダート1800メートルで施行。14年から舞台を中京ダート1800メートルに移し、名称もチャンピオンズCに変更された。
▼人気
1番人気〈4・3・0・3〉
2番人気〈1・1・0・8〉
3番人気〈1・3・2・4〉
4番人気〈1・1・0・8〉
5番人気〈0・0・1・9〉
1番人気以外の上位人気馬は安定感を欠く。
▼所属
栗 東〈6・7・8・100〉
美 浦〈4・3・2・22〉
外国馬〈0・0・0・2〉
地方馬〈0・0・0・2〉
勝利数は栗東所属馬、勝率は美浦所属馬がリード。
▼
ステップ 南部杯〈4・2・1・9〉
JBCクラシック
〈3・5・2・27〉
日本テレビ盃
〈1・0・0・2〉
JBCレディスC
〈1・0・0・3〉
シリウスS〈1・0・0・8〉
武蔵野S〈0・2・0・23〉
みやこS〈0・1・5・28〉
勝ち馬8頭が10月以降の地方交流G1から参戦。
▼前走内容
勝ち馬全頭が5着以内を確保。同じく全頭が5番人気以内だった。
▼馬齢
3歳馬〈2・2・2・12〉
4歳馬〈2・1・2・33〉
5歳馬〈3・2・3・29〉
6歳馬〈3・4・1・27〉
7歳以上〈0・1・2・25〉
未勝利の7歳以上馬は減点。
▼ダート実績
勝ち馬9頭が重賞2勝以上をマーク。同じく9頭にG1V(Jpn1含む)があった。
▼決め手
逃 げ〈2・0・2・6〉
先 行〈3・3・5・26〉
差 し〈3・3・2・50〉
追 込〈2・4・1・44〉
勝ち馬全頭が前走の4角を5番手以内で通過するか最速上がりをマークしていた。
▼注目馬 Vデータを全てクリアしたのは
ウィルソンテソーロと
ナルカミの2頭。JBCクラシック敗退組が3勝を挙げている点、そしてリピーターが多いレース特性から、当欄では
ウィルソンテソーロをイチ推し。23&24年はともに2着と涙をのんだが、三度目の正直で頂点を極める。(記録室)