3番人気の
ダブルハートボンドで7日のG1・チャンピオンズカップを制した坂井瑠星騎手のジョッキーカメラ映像がJRAから公開され、「可愛い」と評判を集めている。
後入れの偶数番からゲートに入ると、坂井騎手は「はーいダブちゃん」と呼びかけ、ゲートが開くまでの間にも「はい、大丈夫、大丈夫。まだまだまだまだ。よしよし、よしよし」と愛馬が追いついてスタートを切れるように懸命に声をかけ、なだめていた。
好スタートから先頭に立ち、2コーナー過ぎで3番手となったが、4コーナーを回って前を行く2頭を交わすと、最後は追い込んだ
ウィルソンテソーロを9センチ差で抑えて1着となった。
入線後には「(どっちが勝ったか)分かんないです。うわぁ、どっちだー。どっちだろう?マジで分かんない」と興奮気味に川田将雅騎手に話す様子が映し出され、「どっちですか?2番(自身の馬)先に出てます?(首の)上げ下げ?」と周囲に聞く場面もあった。
自身が1着であると知らされると「(騎乗)3連覇です。ありがとう。すごいねえ。よく頑張った。すごい馬だなあ。G1馬になりましたね」と牝馬ながら激闘を制した愛馬に感謝とねぎらいの言葉を贈った。
SNSでは「ダブちゃんって呼んでるの可愛い」「坂井Jの馬にサラブレッドに対する思いやりが伝わってくるね」「時速60キロ以上で乗ってるの迫力あるね」「シートベルトなしでしょ?これは危険な職業。感服です」「馬へのいたわり、素晴らしいです」といった反響が集まっている。