3日、園田競馬場で行われた第8回JBCスプリント(3歳上、交流GI・ダート1400m、1着賞金8000万円)は、松岡正海騎手騎乗の2番人気
バンブーエール(牡5、栗東・安達昭夫厩舎)が、スタートから先手を取ると直線に向いてもリードを保ち、3番人気
スマートファルコン(JRA)に1馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分25秒6(良)。さらに2馬身差の3着には7番人気
アルドラゴン(兵庫)が入り、1番人気に推された
ブルーコンコルドは4着に敗れた。
勝った
バンブーエールは、父アフリート、母レインボーウッド(その父Rainbow Quest)という血統。05年7月にデビューし、3戦目で初勝利。その後もダート戦で勝ち星を重ね、06年ジャパンダートダービー(交流GI)2着、ダービー
グランプリ(交流GI)2着などGI戦線でも活躍。昨年の栗東S(OP)を制した後、1年2か月の休養に入ったが、休み明け初戦となった今年7月のプロキオンS(GIII)で4着に好走すると、続く北陸S(OP)、BSN賞(OP)、ペルセウスS(OP)と3連勝。今回、初の重賞勝ちをGIの大舞台で飾った。通算成績18戦8勝(うち地方4戦1勝、重賞1勝)。
なお、鞍上の松岡正海騎手、管理する安達昭夫調教師ともに交流GI初制覇となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。